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藤田嗣治展~京橋~オオガラスの放物線

何かしなきゃ、という、社会人の休日。
そういうのも嫌だな、と思いながら、しかし有意義に過ごせるのも悪くないとも感じる。

今日はまず、藤田嗣治展に行ってまいりましたよ。

某、音系の先輩が好きだということで知っていましたが、
僕はどうも好きじゃなかったです。

でも、親に割引券をもらったことだし、折角だから行かなくちゃ、と。
久しぶりに竹橋に降りたけど、ここは、地上に出たときの開けた風景がいいですね。
しかも、九段は目と鼻の先だったとは、知りませんでしたよ。
そりゃそうですよね、江戸城のお堀がありますもんね、どちらも。

藤田嗣治展、日曜ということもあるんだろうけど、人の混みようは尋常じゃなかった。
そんなに混んでなければゆっくり観てやろうという気も起きたかもしれませんが、
やはり好きではないタイプの絵、1枚目の展示の自画像だけしばらく眺めて、
あとはほぼ飛ばし観でしたね、所謂藤田の絵ってのは。
そう、所謂、藤田嗣治の絵ってのが嫌いなんです、僕。
藤田嗣治といえば、ああいう絵というイメージしかありません。
だから、あの自画像が1枚目にあって、正直、驚きました。
なんだ、普通のも描けるんじゃん、と。

で、牛蒡抜きの足を止めたのが、彼の戦争画。
これは凄い。
本当に凄い。
これには感動しました。
今日ははがきを買ったりは無いな、と思っていたけど、
これは買って帰ろうと思いました。
しばらくその何枚かの戦争画が展示してある部屋をうろうろしてしまいました。
なんだよ、こういうのも描けるんじゃないか。
本当に凄いじゃないか、捉え方が素晴らしいじゃないか。

少し藤田が好きになった戦争画の部屋。
それ以降の絵は、ちょっと違う気持ちで観ることができました。
所謂、藤田の絵も、いろいろ踏まえて観れば、だからか、という気にもなります。

動物の描写、とても面白いですね。
この人、絵本描かせたら凄いんじゃないか、と。
それから、終盤の子どもの絵とか、いいじゃないですか。

藤田嗣治、女、子どもを画かせると、とんでもないものを生んでしまいますが、
不思議なことに、男を対象に描かせると、これまた凄い。
所謂、藤田の絵でも、かなりまとも、というか、怪物じゃない。

なんでですかねー、女、子どもの表情はみんな、ベルセルクの蝕みたいな、
チャイルド・プレイみたいな、どこか軸の曲がった無表情になります。
母親曰く、女の人や子どもに縁が無くてどうとかこうとか、
だけど、奥さんはちゃんといたんでしょ?

麹町に住んでたことがあるとか。毎朝通ってますよ。
あの素晴らしい戦争画のせいで日本から離れることになったとか。

「私が日本を捨てたのではない。日本に捨てられたのだ」・・・か。

いや、なかなか、興味深かったです。
とりあえず、あの戦争画の葉書を買おうと思って探したけど、無かった。
なんだよー、しょうがないな、じゃあ他のでいいや、と思ったら、
いつのまにか¥2000近く買い物してました。

研修で星月夜のファイル無くしちゃったからな、こんどはこれだ。

さて、近代美術館を出て、このまま帰るのもなんだ、腹も減ったし。
ということで、京橋に向いました。
こんな駅、初めて降ります。
って、職場からも銀座からも近いんだよね。
銀座は親の職場だった関係で、とても馴染みのある街ですが、
京橋は多分、一度も歩いたことありません。
地上に出てみると、うん、銀座っぽい。
交差点からは国際フォーラムも、銀座の通りも見える。
あー、はー、そーなんだ・・・。

京橋に来た目的は親子丼でした。
ぼんぼり京橋店
でもやってませんでした。
こんど誰か一緒にいきませう。リベンジに付き合ってください。
仕方ないので、ここを探してる途中にみつけた美々卯で、花湯葉うどん。
家でも美々卯の出汁使っているので、同じ味がしました。
うどんすき、だよねぇ、美々卯なら、と思いながら。

もう帰ろうかとも思ったけど、LITEを観に下北沢ERAへ。オオガラスの放物線。
そしたらすげーの、長蛇の列。
うわー、OPENもSTARTも過ぎてるのに、入りきってない。
これ、ほんとにLITEか?
と不安になり、井澤に電話。
名前書いてくれました。
ありがとう。
あ、受付まであと少しだ、と思って、まだまだ後ろに続く列を振り返って、
正面に向き直りざまに、「ぶっ」・・・。
あれー!?いつからそこにいたのー!?
井澤の嫁さんがいました。
どうなのー、缶詰造ってんのー?

はい、そんなわけで、箱にようやく入ってみてびっくりですよ、超満員。
LITEの時以外は一番後ろで腕組んでました。

一番最後のwoodered chiarie、すげー良かったな、驚いた。
あんまり、こういうところで、初見のバンドに感動することって無いんだけど、
こればっかしは凄かった、また観たい、とか思っちゃった。
ヴォーカルってのは、ああいう人がやるもんだ。

残念ながら僕には明日という面倒な奴があるもんで、お先に失礼しましたが。
電車に乗ってから、woodered chiarieのCD、買っておけば良かった、と後悔。

あー、明日からまた一週間、頑張らなくちゃ。




by deskaoki | 2006-04-09 16:21 | 日々のこと

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